茶道裏千家淡交会青年部茶会
先日、茶道裏千家淡交会東広島青年部創立20周年の記念茶会がございました。私も新入部員として参加させて頂き、記録係でカメラとビデオ撮影を担当しました。お陰様でお茶会と20周年記念式典など重要な場面をずっと見る事ができて、大変勉強になりました。ここでは着物についての感想だけ書いてみようと思います。
お茶会ですから部員の皆さんは着物。男性は無地の着物に仙台平、女性は色無地以上でできれば附下か訪問着ということだったので、訪問着の方が多かったと思います。着物がフォーマルの訪問着ですから帯は吉祥文様など改まった感覚の袋帯となります。5月の前半ですし、晴天に恵まれた割には大して暑くもなく、袷(あわせ)でちょうど良い気候でした。
お客様の装いは訪問着、附下、紋付の色無地が多かったと思いますが、大寄席茶会なので小紋や紬系統の装いも見られました。概ね良い気候だったので、気持ちよくお着物でお越し頂けたのではないでしょうか。
これだけ着物姿の方々が集う場というのは大変良いものです。お茶会の前日の準備では部員の皆さんは普段の軽装で作業されるわけですが、本番の日となると、髪をアップにして、フォーマルの着物で揃われます。
全然見違えます!
「装い」という視点からだけ見ても、このような「和服」ならではの緊張感というのは大切ですね。