2024年1月23日 / 最終更新日時 : 2024年1月23日 いと善 染め織りツアー 富田染工芸(江戸小紋・江戸更紗)へ 「富田染工芸」さんは大正3年(1914年)に新宿区西早稲田、神田川沿いに創業。江戸小紋、江戸更紗など東京染小紋の工房です。六代目の若社長に工房を案内していただきました。https://tomita-senkougi.co […]
2024年1月16日 / 最終更新日時 : 2024年1月17日 いと善 染め織りツアー 根津美術館へ 東京販売会の合間に 東京出張販売会、無事終了しました。懐かしい方との再会、新たな出会い。催しの合間には美術館巡りや染め工房見学など有意義な4日間でした。 根津美術館で開催中の「繍と織」へ。室町〜江戸〜明治の小袖や奈良時代の刺繍裂など非常に興 […]
2023年11月6日 / 最終更新日時 : 2023年11月6日 いと善 染め織りツアー 結城紬の里紀行2023 ③湯通し(奥順・自社工房) 結城紬は経糸(たていと)緯糸(よこいと)とも真綿つむぎ糸を使うため、糸を糊付けして織ります。布海苔(ふのり)では弱いので「小麦粉糊」を使うが特徴。商品として流通する段階では糊が付いたままなので、生地に硬さが残ります。仕 […]
2023年11月4日 / 最終更新日時 : 2023年11月30日 いと善 染め織りツアー 結城紬の里紀行2023 ②地機 ①手つむぎ、絣くくり ③湯通し 古来の機織り「地機」で織るのが本場結城紬の大きな特徴。経糸(たていと)緯糸(よこいと)とも真綿つむぎ糸を使うので、織り手の体で経糸の張りを調整する地機が最適です。糸に撚りを掛けないので、糸 […]
2023年11月3日 / 最終更新日時 : 2023年11月30日 いと善 染め織りツアー 結城紬の里紀行2023 ①手つむぎ、絣くくり ②地機 ③湯通し 10月に結城紬の里を訪ねました。広島から6人、東京からお1人の参加です。私自身結城は3回目ですが、今回は初めて「外山織物」さんを見学。外山織物のお祖父様は経糸(たていと)の絣くくりを効率化する「経枠」 […]
2023年6月21日 / 最終更新日時 : 2023年6月21日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行 番外編「へぎ蕎麦」と織物の関係 「へぎ蕎麦」の発祥は新潟県の中越地方。一般に蕎麦粉のつなぎには小麦粉が使われますが、へぎ蕎麦には布海苔(ふのり)を使います。この地方は越後上布や小千谷縮みの産地で、糸の糊付けに布海苔を使用しますが、江戸時代これをヒントに […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年6月20日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑨「吉澤織物」十日町紬・明石縮み・十日町友禅 吉澤織物は染め(十日町友禅)と織り(紬、明石縮み)を工房で一貫生産している総合メーカー。 分業の京都に対して、一貫生産は十日町ならではです。 元々は織物専門でしたが、昭和38年に吉澤織物が「くろっぱ」(黒絵羽・黒羽織) […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年6月17日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑧「根啓織物」十日町紬 根啓織物さんは大正時代と変わらない方法で絣織りをされています。くくり絣はこの地域で一番長いだろうとのこと。十日町絣と明石縮み(あかしちぢみ)を織っておられます。 ◉絣付け 緯糸(よこいと)を張り、方眼紙に記した図を当て […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年10月21日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑦「蕪重織物」十日町紬 ◉蕪重織物は明治5年創業。十日町絣の技術をベースに多彩な紬絣を創作されています。社長さんより各工程の説明をしてい頂きました。 ◉図案の設計図を元に絣部分の印付け(木羽定規ではない) ◉ここでは絣の刷り込みの装置が特徴的で […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年6月14日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑥「織田工房」楮紙布・小千谷縮みのマンガン捺染 ●楮紙布(とうしふ)は経糸に和紙に撚りをかけた糸、よこ糸に楮の皮を剥いだ糸を織り込むと言う織田工房(おりたこうぼう)独自の織物です。代表の折田一仁氏よりお話を伺いました。 織田工房初代のお父様が楮(こうぞ)を糸にする方 […]