きもの文化検定1級対策 お勧めの本
長崎巌著「きものと裂のことば案内」(小学館)(著者はきもの文化検定公式教本の監修委員の一人)
きもの文化検定1級ではテキスト以外の問題も結構出されていて、かなり専門的です。模擬問題では「守貞謾稿」「掛下帯」「提帯」「名護屋帯」「小袖に使われた主な生地は安土桃山時代は練緯で江戸に入ると綸子が多く用いられる様になった」などなど、「そんなの知らん!」って感じの問題がことごとく出ています。このレベルで出題されると、呉服屋だって手上げ状態[E:sad]。(名護屋帯は推薦図書に載っていましたが)
そこで以前読んだ事のある本をざっと読みかえしてみようと長崎巌著「きものと裂のことば案内」を改めて読んでみたところ、それらの記述がことごとく載っていました。これはかなり役に立つかもしれないので、1級を受ける同士のみなさんにもお伝えします。私自身この本は2回くらい読んだことあるのに、上記の問題全然分からなかったんですから、私の記憶力が悪過ぎるというのか、問題が高度過ぎるというのか・・・[E:coldsweats02]。
長崎巌(ながさきいわお)氏の著作は大変分かり易くて面白く読めるので、着物の勉強に大変重宝しています。ちなみに「きものと文様」(講談社)という本も面白いです。