本場奄美大島の里、大雨で大打撃

  先月、奄美大島で信じられない様な大洪水がありましたが、人的被害ももちろんですが、やはり私たちが思ったのは「泥染の泥田や染織工房、機は大丈夫なのかな?」ということでした。
 残念ながら報道でも伝えられているように甚大な被害に遭われています。私も4年前に奄美大島行ったのですが、泥染を体験させて頂いた金井工芸さんの被害状況がNHKで特集されていました。こちらは親子で頑張っておられて、着物以外にも泥染を試みるなど意欲的な取り組みをされているとのことでしたが、肝心の泥田に赤土が混じってしまい、自然の力で元に戻るのを待つしかないとのことです。泥染の本場奄美大島紬は奄美独自の自然の恵によって染められていた着物ですから、人の力ではどうにもならないことがおこってくるということなのですね。恐らくこういうことは昔にもおこったことで、その都度復興させて来たのだと想像します。今現場では地道な復興作業がされていて本当に気の遠くなる様な不安な毎日を過ごされていることと思います。でも奄美にとって貴重な産業ですから早い段階で復活されるはずです。
 その大島紬の奥深さを私たちはちゃんとお伝えしないといけないですね。そして着物が大好きな皆さんも大島紬応援のマイブームならぬ「マイキャンペーン!」として、この1年 本場奄美大島紬に注目してください。そして1枚作りましょう[E:sign03]。
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