2013年1月成人式 振袖の傾向、感想
14日の成人式では妻と一緒に成人式会場まで振袖リサーチしてきました。振袖の傾向についてここ何年の流れと大きな変化は感じないのですが、大まかに書いてみます。
色はビビッドな赤が最も多い。ピンクも。黒地も多かったのですが、色とりどりの花模様が全面に流れているので黒の強さを感じさせない印象。それらの中で明るい水色のパステルカラーの振袖が爽やかに感じられました。
模様は花模様(モチーフは和花だけど洋風にも感じられる)や、辻が花(つじがはな)的な絞り調の柄も多く見かけました。古典的な手絞りも根強い人気。
全体的な印象としては大部分が“今どきの”似たようなデザインに見えてしまうのですが(ごめんなさいね)、そんな中で手描き友禅の古典模様はやっぱりいいですね!新しいものも良いし、お母さんが着ていたと思える振袖も良い。明らかに色感覚は古いものの、染めがしっかりした着物は何年経っても良いです!
その他印象的だったのは、大正ロマン的な振袖。渋めの地色にスッキリした大柄など。恐らくお母さん世代に流行ったものなんだろうなと思って見ました。着物は2代、3代と受け継ぐことができるのも魅力の一つです。
会場まで行ってみると、振袖のコーディネイト、髪形、帯結びなどの着こなしだけではなくて、親の送り迎えの状況、今年のような悪天候への対応など、色々参考になることがあります。今後着物をお勧めするときのアドバイスに役立でたいと思っています。