牛首紬の里、石川県白山市白峰へ 「加藤改石」手織り工房を訪ねてきました
日本三大紬と言えば「結城紬」「大島紬」「牛首紬」。今回は石川県白山市白峰の牛首紬の里へ行って参りました。金沢市街から車で約50分、山間には雪の残る道を上って行くと「加藤改石(かとうかいせき)」手織り工房があります。
牛首紬は二頭のお蚕さんがつくった極めて珍しい「玉繭(たままゆ)」で織ります。牛首紬は白生地を織って後染めされるので、友禅染め、伊勢型染め、色無地など様々な着物があります。独特の張りとしなやかさ、玉繭の節のある素材感と光沢感が魅力!
写真1:「玉繭」を煮込み、手作業で80本を一束にして糸を紡ぎ出します(のべびき)。釜の中は83度の高温!