花子とアン、卒業式の着物・黒の五つ紋付に葡萄色袴 5月17日

  今日の「花子とアン」卒業式の着物は黒の五つ紋付に葡萄色(海老茶色)の袴でした。黒の五つ紋付は今では「喪服」としか思われていませんが、祝儀、不祝儀どちらでも着ることができる立派な第一礼装。今でも袴と組み合わせて式服とする女学校があります。有名なのは宝塚。宝塚の卒業式は黒の五つ紋付に緑の袴ですよね。 

 また、明治の女学生は「海老茶式部」とも言われました。明治に華族女学校学監・下田歌子の発案で葡萄色袴(海老茶袴)を制服としてから、諸女学校で制服として広まったそうです。         ※葡萄色(えびいろ)とは、紫寄りの暗い赤 

  更にハナさんのアップでは白い重ね衿が見えましたね(白半衿の上から黒紋付の打ち合わせまで白が重なっています)。これは黒紋付の下に白い着物を重ねて着ていたものです(襲ね)。今でも、第一礼装の黒留袖を本比翼仕立てにして衿、袖、裾を白く重ねたように見せていますが、白い襲ねの名残りです。

葡萄色の袴参照→

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