郡上紬(ぐじょうつむぎ) 〜後世に伝えたい日本の伝統工芸織物②〜

郡上紬産地:岐阜県郡上市八幡町  

 この地では平家の落人がこの地で野蚕糸を染めて織った郡上織が郡上紬のはじまりと言われます。 郡上織りは明治に入り廃れましたが、戦後、宗廣力三(むねひろりきぞう)らが甦らせ、独自の技法で発展させました。これが今の郡上紬です。宗廣力三は「どぼんこ染め」「初音絣り」など新たな技法を生み出しました。糸には野蚕糸の一種エリ蚕糸を用いて手紡ぎ、草木染め、手織りされます。宗廣力三は 昭和57年(1982年)重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定されました。 
郡上紬は随筆家の白州正子の目にとまり、世に紹介されて広く知られる様になりました。
◎更に詳しくホームページにまとめています
Photo※画像はイメージ
いと善「大感謝祭」で手に取ってご覧ください
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