子供の入学式、卒業式に訪問着はふさわしくない!ということはありません。

 昨日のNHK「あさいち」で着物の特集してました。着物は私たちの生活になくてはならないものとして大切にされているんだなと嬉しく思います。

 ただ、番組の中で「訪問着は華やかな社交着だから、学業の場である学校の入卒式にはふさわしくない。」と言っていたので、びっくりしました。そんなことありませんから(゚ー゚;。訪問着は明治〜大正頃に西洋のビジティングドレスに当たるものとして生まれたものなので、確かに社交着です(着物の種類参照)⇒  。元々の成り立ちから言えば、そのような感覚があったのかもしれませんが、今は今。訪問着は準礼装として幅広く着られています。わびさびの世界である茶道でも訪問着は色無地と共に最も多く着られている着物です。また、訪問着でも絢爛豪華な模様から、控えめな模様まで様々。清楚で控えめな吉祥模様の訪問着を選べば、主役を増々引き立ててくれます。
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入卒式にふさわしい着物:色無地、附下、訪問着、色留袖(一つ紋)、伊勢型小紋、お召し(柄によります)。

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