きもの宝典(主婦の友)田中敦子編著 今の着物を考える上でとても興味深い本です

2016年9月に出された「きもの宝典(主婦の友)」。全ページ明治〜昭和のレトロな着物姿が掲載されていて書店で思わず手に取ってしまいました。

明治以降の着物の流れを見ることで、現代の私たちが当たり前だと思っている着物姿も色んな試行錯誤を経て今に至ることが分かります。例えば訪問着「訪問着は絵羽模様だけでなく訪問するに足る格の着物という広い意味合いもあったようだ(1925)」 「準礼装として格づけされるのは戦後しばらくしてのこと」などなど。
着物の種類、着方、 TPO、着付け道具、肌着、トレンド など、これまでの経緯を知ることで、これからの着物について柔軟に考えられる気がします。
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