2018(平成30年)成人式の傾向 東広島会場での感想をまとめてみました
あくまでも東広島市会場での印象です
●地色 赤が最も多く、白地、黒地なども多く見られました。朱色や淡いピンク、クリームなども多かったですが、色合いや柄にレトロ感が感じられたので、ママ振(お母様の振袖)の傾向なのかもしれません。濃い目のグリーンは少数派ですが目立ちました。意外に水色も少数派。鮮やかな黄色や若草色も少数派ですが、若草色は感じ良いと思います。
●柄 新しい振袖では軽やかな花模様の総柄で基本的に古典模様が大多数。奇抜な大柄のものは少数です。恐らく大柄の振袖はママ振が多いのかも。
雑誌やメディアでよく見かける、(例えば)にこるん的なポップな感覚の振袖は少数派でした。
●髪飾り 順和風のつまみ簪(かんざし)よりも、つまみを基本にしながら洋花風にアレンジしたものが多かったと思います。赤い椿の簪は感じよくて目立ちました。
大小の簪2つ使いが増えている印象。小さな髪飾りを複数散りばめたものも多く見られました。もちろん簪一つも多いです。
●その他 おはしょりが少なすぎる着方が多く見られました。ママ振や貸衣装で丈が短い場合はそれで良いのですが、着せ方の問題もあるようです。おはしょりは概ね6〜7センチ位が良いと思います。
[いと善呉服としては] https://www.itozen.com
成人式会場の様子を参考にしながら、傾向に合わせようとは考えていません。トレンドも意識しながら、上質で飽きのこないクラシカルな(古典、本物)着こなしを提案しています。
全出席者約1400人