白生地を染めて男の羽織に仕立てました

 先代が40年以上前に仕入れたと思われる白生地をビターチョコ色に染めて店主の羽織にしました。鹿の子絞り風の地紋(織で表現)が気に入ってます。羽裏は鶸色(ひわいろ)の長襦袢地(以前、2着分の羽裏に使った残り)を使用し表との対比を楽しんでます。
 生地は長さ2丈4尺(約9m)、幅9寸8分(約37cm)と男性用としては足りないので袖幅を足し布。足し布は衿に使う部分から拝借します。袖の裏地も幅が足りないので、適当な余り裂を使用。 
 なるべく羽織丈を長くしたいので、身頃の羽裏を長くとって返し部分は短めにしてます。

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