博多織名古屋帯出品中! 「紗目」四季を通して

本場筑前博多織・八寸名古屋帯。
縦に透けた縞が5本入っていて、四季を通して締められるように考えられた帯。
伝統的に平織りの「献上柄」は四季を通して締められると言われます(盛夏専用の紗献上もある)。こちらの帯は唐草模様で献上柄ではありませんが、「平織り」と「紗目」を組み合わせてそのように工夫されたのだと思います。

◉コーディネート
1つ目は明石縮(あかしちぢみ・夏の着物地)に合わせてみました。帯の鳩羽鼠(はとばねず・紫味のグレー)の要素を強調して、帯揚げを明るめのパープルに。

◉コーディネート
2つ目は褐色の西陣お召。帯揚げは綺麗めの水色を当てて深い褐色との対比を楽しみます。

帯のタイトルには「紗目(しゃめ)」とありますが、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)とも糸を多めに束ねてある変わった捩り織(もじりおり)になっています。

 

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