今日の放送では鴨居の大将かわいそうでしたね。実際モデルとなっている鳥居信治郎氏の長男・鳥井吉太郎氏は昭和15年33歳の若さで亡くなっているそうです。
大将・鴨居が着ていた着物はお葬式の後ですから、黒紋付きに羽織・袴(仙台平)です。よく迷われるのは「喪の場合、羽織紐や半衿が白ではいけないのでは???」ということ。これは今日の放送でも分かるように、白で正解なんです。要するに祝儀、不祝儀とも同じ出で立ちと言うこと(但し喪の時は祝儀扇はしない)。
男性は黒紋付き一式あれば立派な第一礼装として堂々とどこにでも出られます。