花子とアン 宮本龍一や朝市の書生スタイル
「書生」という言葉は、主に地方から上京し親戚や縁者に下宿して、家事を手伝いながら勉強をする学生のことを言ってたようです。
「花子とアン」では蓮子さんのお相手の学生・宮本龍一や、教師の朝市がスタンドカラーの白いシャツの上に着物と袴を着てます。これは「書生風」と言われる着こなしで、今でも「書生シャツ」って言い方すると思います(古すぎるかな?)。動きやすくて、洗濯も楽だったのかもしれませんね。ハイカラなファッションのニュアンスも感じます。
明治以降、洋装を早く取り入れたのは外で仕事をする男性なので、男子学生には和洋折衷が受け入れられたのかもしれませんね。