ポンペイ展 京都市京セラ美術館

 昨日、京都出張で時間があったので、京都市京セラ美術館で開催中のポンペイ展を観てきました。なんと同館では「兵馬俑展」と「ポンペイ展」を同時に開催していて、悩んだ末にポンペイへ。
 紀元79年ヴェスビィオ山の噴火によって埋もれたポンペイは古代ローマの一つの都市に過ぎませんが、その文明の高さや人々の生き生きとした生活が感じられる出土品に驚愕します。特にフレスコ画は2000年前の絵画とは思えない豊かな表現です。陰影のある立体的で滑らかなタッチは、まさにルネサンスのお手本でしょうし、筆足が残る印象派のような伸びやかな表現は時を超越しているようでした。
 本展で人気の展示品は「炭化したパン」。フレスコ画に描かれたパンと全く同じ形です。ミュージアムショップではクッションになってました😀

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