細見美術館で開催中の「神坂雪佳」展へ 〜琳派の系譜〜

 6月19日まで京都・細見美術館で開催中の「神坂雪佳」展に行ってきました。神坂雪佳(かみさかせっか 慶応2年・1866年〜 昭和17年・1942年)は琳派の様式を受け継ぐ画家で、工芸品のデザインや調度品の装飾など幅広く活躍の場を広げ、「尾形光琳の再来」とまで言われた人物。着物のデザイン集も残しています。
 俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一などの絵画で知られる「琳派」の様式は着物図案の代表格でもあり、江戸時代から現代まで愛され続けています。友禅染めなどで表現された着物の模様を見るときに、見本となった絵を見ておくと、より味わい深くなります。

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