狩野永徳展良かったです
今月初め仕入で京都まで行ったので、京都国立博物館(11月18日迄)で開催されている「狩野永徳展」を見てきました。狩野永徳の絵は多くが権力者の滅亡と共に消失してしまっている為、現存するものは多くはないそうですが、今回は真筆とされるもの、また永徳画と思われるものが一同に集められたので、見逃せないものです。
やはり実物を見てみるもので、数百年の歴史をもつ狩野派の中でもとりわけ永徳が評価されるのも納得できる気がしました。とにかく形にはまらず思いっきり描いているのが印象的です。
会場はさすがに凄まじい入りで連日開館前から列を作っています。私も9時半開館の20分前に行きましたが、すでに80番目くらいでした。毎週金曜日は8時迄の開館ですが、今回は特別に土日も8時迄開館しています。
「延長時間帯に行くとけっこうがらがらでゆっくり見れますよ」との耳より情報もありました。
[追加情報]三年後のお約束として、「長谷川等伯展」(京都国立博物館)の開催が決まっているそうです。今から楽しみです。