きもの文化検定3級 合格(平成19年10月の検定)

 きもの文化検定(全日本きもの振興会)3級の合格通知が昨日届きました。得点はほぼ予想通りの94点。あの難しい問題にしては良かったかなと思っていたら、試験結果の詳細の中に、全国の最高得点が「95点」と記してあったので、「あと1点、まぐれでもいいから正解していれば・・・」と 、少し惜しい気持ちが芽生えてしまいました。”欲なものです”
 それにしても、3級を受けた5361人中、合格者が2125人で合格率39%というのは、ちょっと厳しすぎるのではないかと思います。1〜2級ならまだしも3級でこの難易度だと、呉服業界以外の方には取っ付きにくい検定になってしまうのではないかと心配します。3級のテキストを読む限り、趣味で着物を楽しみたい方にも大筋は十分理解できるし、興味が持てるおもしろい内容で、着物の理解につながると思うのですが、試験が難しいと3級を受ける意欲が無くなって、テキストを読む機会も失われてしまっては残念です。まだ始まったばかりの検定なので、今後その辺りは考慮して頂けるのではないかと期待します。
 今年の2級のテキストや問題はどんなにレベルアップするのかとても怖い気がしますが、 着物を生業とする者としてはしっかり勉強しようと思います。出題者の方には、どうかお手柔らかにお願いしますね。

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