呉服屋、有田・磁器の窯元へ出張

 昨日陶磁器の勉強に佐賀県・有田へ日帰りで行ってきました。広島から新幹線と特急を乗り継いで約3時間。
有田は新緑の緑に囲まれた田園地帯の中に、数々の窯元(かまもと)や陶磁器の店、問屋などがあって、自然と伝統文化が一体となったとてもおもしろい町です。陶磁器が好きな人にとっては見る物がたくさんありますよ。「九州陶磁文化館」では、数々の名品を見る事ができ、歴史や基本的な製法を分かり易く解説してあります。また、田園風景の中に溶け込むようなお洒落で美味しいレストランでランチも楽しめました。
 今回の目的は日展作家「貞松善次」氏の窯(かま)を尋ねることでした。元々釉薬(うわぐすり)の研究をされていた方で、かの「中里逢庵」先生に師事されています。その「磁器」は独自の釉薬研究に基づくみごとな表現を見せています。
 着物と陶芸は色々な面で似ています。美しいと思う感性は共通しているし、着物を知る為にも陶磁器や様々な伝統工芸に触れてみたいと思っています。やっぱりもの作りをしている土地で行ってみるのが一番いいですね。
 詳しくは改めて、「佐賀有田紀行」をまとめてHPにアップしてみたいと思います。
Noborigama
新緑の緑に溶け込む「登り窯」

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