裏千家 茶道文化検定3級の続き 問題と確かめ その2(平成20年)
茶道文化検定3級 問題と確かめ 続き
問38 室町時代ころまでに最も多く輸入された唐物道具は?
1、建水 2、茶筅 3、茶杓 4、天目
テキスト43ページには「絵画や陶磁器など多数の唐物が将軍家の蔵に収められることとなりました。茶道具の天目や茶入れもこの時期に輸入されて座敷飾りに使用されていました」とはありますが、「最も多く〜〜が輸入された」とは書いてないので、引っかけ問題でなければいいなと思いつつ、4の「天目」にマーク →正否は?
有名な「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」は現在数点しか残ってなくて、3点が国宝になっていますが、室町時代頃に「天目茶碗」は多数輸入されたのでしょうか? 曜変天目以外にも油滴(ゆてき)天目、禾目(のぎめ)天目などあるようだし。
問53 千利休の教えを書き、「立花実山」によって編集されたといわれるのは?
1、南方録 2、茶の湯一会集 3、喫茶養生記 4、茶話指月集
テキスト14ページの「南方録」の注釈に「利休の高弟「南坊宗啓」の聞き書きでわびちゃの概念形成に大きな影響を与えた」とはありますが、「立花実山」の名はテキストのどこにもないので???。 引っかけ問題かなと思いながらも、利休の教えを書いたのは南方録しか知らないので、1の「南方録」にマーク→正解(たぶん)
問57千宗旦の高弟に数えられるのは山田宗遍、藤村庸軒などと次の誰ですか?
1、山上宗二 2、松永久秀 3、杉木普斎 4、井伊直弼
テキスト56ページに「山田宗遍、藤村庸軒、杉木普斎」と書いてあり、山田宗遍は有名ですが、藤村庸軒、杉木普斎は何度読んでも頭に入らず、たぶんここまでは出ないだとうと思いながらもテストの直前に念のため名字だけ覚えていたので、3の「杉木普斎」をマーク→正解
これはラッキーでした。
やっぱりテキストの細かい部分も出てきました。 というと大茶人に失礼ですね。私が知らないだけです。ごめんなさい。
続きは次回に