京都島原「角屋おもてなし美術館」 着物が似合いすぎる文化財! 〜男3人きもの旅〜

 京都島原・角屋(すみや)おもてなし美術館 江戸文化や幕末史好きにはたまらない文化財です。

角屋は揚げ屋と言って、今の高級料亭。置屋から太夫や芸妓を呼んで宴会をしました。 江戸時代には与謝蕪村、円山応挙、頼山陽など文化人が利用し、角屋のために絵画や書を残しています。
 幕末には久坂玄瑞・西郷 隆盛・坂本龍馬などの密儀の場としても使われました。また 新選組の屯所八木邸は近くにあり、頻繁に利用していたようです。「新撰組への掛売り禁止の文書」や座敷の床柱には新撰組の刀傷が残っていたり、よほどやんちゃしてたようですね(゚ー゚;
 角屋の見どころは2階の座敷。江戸の職人技が随所に堪能できる装飾が施されています(残念ながら写真はNG)。
 ここは着物が似合いすぎる美術館!1階の座敷や臥龍松の庭は写真OKなので、是非着物で出かけてみてください。
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1階の座敷  新選組(壬生浪士)の初代筆頭局長・芹沢 鴨は宴会で泥酔したところ屯所で暗殺されましたが、暗殺計画で宴会に使われた座敷。写真奥の床の間に座って隊士から酒を注がれたと思われます。
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西郷隆盛が行水に使ったタライ
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「新撰組掛売り禁止の文書」
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刀掛け
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刀箪笥 1階で刀を預けて座敷に入ります
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臥龍松の庭
 
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襖絵
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網代の間

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