越後染め織り紀行⑤「おだきん」

小千谷ちぢみ・小千谷紬を製造されている「おだきん(小田金)」さんを訪問。


◉小千谷縮(おぢやちぢみ)は麻糸に強い撚りをかけて織り、湯もみして独特のシボを出します。最高に涼しい素材で、水洗いも可能なので夏の着物として最適の素材です(シワにはなりやすい)。
 昔はかなり撚りの強い糸を使っていたのでパリパリしていたとのこと、今は撚りを抑えて柔らかな風合いにしているそうです。
 小千谷縮みと言えば廉価な無地、縞、格子がお馴染みだと思いますが、「おだきん」さんは絵絣など高級な小千谷縮みで有名です。
140番の極上小千谷縮も触らせて頂きましたがまるで風合いが違います。
(※参考画像・工房で拝見したものとは異なります)

◉絣付けは木羽定規(こばじょうぎ)を使います。

◉機織り 工場で拝見した機は足踏みで杼(ひ)と筬打ち(おさうち)をする織機で、職人さんが両端の印を整えながら絣を合わせていました。

◉小千谷紬も織られています。やはり絣付けには「木羽定規」を使います。糸は紬糸、精錬した絹糸、座繰糸、天蚕など織物によっての糸を使い分けて様々な質感を生み出しています。
 天蚕(てんさん)は野蚕糸(やさん)の一種で、緑糸の蚕になります。とても高級ですが、緑が濃いものが高く、黄色が強くなると安くなるとのこと。糸はとても丈夫だそうです。

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