徳川名宝展 広島県立美術館で開催中 小袖の刺繍や絞りは圧巻です!
広島県立美術館で開催中の「徳川家康没後400年記念・天下太平 徳川名宝展」に行ってきました。徳川家康が使用した鎧兜、直筆の書、茶道、東福門院の書や初音の蒔絵などなど、あの!歴史上の人物ゆかりの品々が当たり前の様に揃っている見ごたえのある展示でした。
私にとっての一番は着物です。徳川家康ゆかりの胴服は絞り染めに線描きが施されるなど、代表的な辻が花の様式。そして幕末、天璋院や和宮所用の小袖に施された刺繍は圧巻です。特に「萌黄繻子地雪持笹御所車模様小袖」 の刺繍は感動的でした。笹の上に乗る雪の立体感。笹や家紋に施された金駒刺繍の洗練された美しさは見てて心地よいばかりです。絶対写真ではわかりません。