2015年11月21日 / 最終更新日時 : 2015年11月21日 着物お役立ち情報 館山唐桟(たてやまとうざん・木綿の縞織物)〜後世に伝えたい日本の伝統工芸織物⑥〜 産地:千葉県館山市須賀 唐桟(とうざん)は江戸初期にインドからオランダ船でもたらされた木綿の縞織物。名前の由来は荷物を船に積んだインドのセント・トーマス港にちなみます。木綿なので、江戸時代の贅沢禁止令で絹織物や華美な衣 […]
2015年11月20日 / 最終更新日時 : 2015年11月20日 着物お役立ち情報 弓浜絣(ゆみはまがすり)〜後世に伝えたい日本の伝統工芸織物⑤〜 ※木綿と絣の混同についても記述 「弓浜がすり」産地:島根県米子市・境港市・西伯郡淀江町(さいはくぐんよどえちょう) この地方では江戸前期より綿の栽培が盛んでした(伯州綿)。木綿絣(もめんがすり)の始まりについては、江戸中期に備後絣(広島)の技術が […]
2015年11月19日 / 最終更新日時 : 2015年11月19日 着物お役立ち情報 読谷山花織(よみたんさんはなおり)〜後世に伝えたい日本の伝統工芸織物④〜 読谷山花織(よみたんさんはなおり・ゆうたんざはなうい) 産地:沖縄県中頭郡読谷村 沖縄の読谷山は南方貿易の中継地として栄え、15世紀初め頃、琉球で最初に花織りが始まりました。元々は木綿や麻織物。花織は贅沢な織物だっ […]
2015年11月18日 / 最終更新日時 : 2015年11月18日 着物お役立ち情報 黄八丈(きはちじょう) 〜後世に伝えたい日本の伝統工芸織物③〜 産地:東京都八丈島 黄八丈は伊豆諸島八丈島で織られる絹織物の総称。黄八丈、鳶八丈(とびはちじょう)、黒八丈があります。江戸時代には徳川幕府への献上品とされます。大奥女性専用とされたほど高級な織物でした。黄八丈の染料は […]
2015年11月16日 / 最終更新日時 : 2015年11月16日 着物お役立ち情報 丹波布 後世に伝えたい日本の伝統工芸織物を紹介します・重要無形文化財、伝統的工芸品など いと善(東広島市)・今月の展示会(11月28日〜30日)は「後世に伝えたい日本の宝・伝統工芸染織品」を手に取ってご覧いただける貴重な機会となります。そこで、このBlogとホームページで出展前に1つ1つ紹介してまいります。 […]
2015年10月26日 / 最終更新日時 : 2015年10月26日 着物お役立ち情報 長襦袢の歴史:長襦袢は下着なの?長襦袢はいつ頃から着られてるの? 長襦袢に「長」が付くのには意味があります。「襦袢(じゅばん)」の語源は16世紀ポルトガルからもたらされた 「gibao」。元々、小袖(着物)の下に半身の下着(半襦袢)を着ていたものにこの言葉を当てました。下は蹴出し(けだ […]
2015年10月17日 / 最終更新日時 : 2015年10月17日 着物お役立ち情報 秋晴れの続く今、着物の虫干しのチャンス!着物に新鮮な空気を当ててやってください。 今年は最高の秋晴れが続いていますね。湿度が低く爽やかな風が流れる今こそ着物虫干しのチャンス! 着物、帯、長襦袢を風通しの良い場所でハンガー(できれば着物ハンガー)に掛けて陰干しします。時間帯は布団を干してる時間と同じ位が […]
2015年9月29日 / 最終更新日時 : 2015年9月29日 着物お役立ち情報 芝翫縞 : 「中村橋之助さんが中村芝翫(なかむら しかん)を襲名発表」にちなんで 「芝翫縞(しかんじま) 」は成駒屋(なりこまや)・中村芝翫(なかむら しかん)の模様。 歌舞伎俳優・中村橋之助さんが平成28年に父親の名跡を継いで、八代目「中村芝翫」を襲名することが発表されましたね。芝翫と言えば、「芝翫 […]
2015年9月10日 / 最終更新日時 : 2015年9月10日 着物お役立ち情報 おでかけ着物歳時記・秋月 洋子 (著)・日本の模様辞典には載ってない色んな「そんだったんだ〜w(゚o゚)w」が 秋月 洋子 著 「おでかけ着物歳時記」おススメの一冊! 着物スタイリストと言うと、カラーリングやファッション的な要素に目が行きがちですが、秋月さんは日本の歳時記に造詣が深く、上手な遊び方を教えてくれています。 […]
2015年8月20日 / 最終更新日時 : 2015年8月20日 着物お役立ち情報 8月〜9月の着物、夏ものから単衣へ。 今年は秋の訪れが早そうですね。 近頃は9月でも普通に真夏日が続くので、まだまだ夏気分って感じでしたが、今年は秋の訪れを早く感じます。教科書的には9月の着物は単衣(ひとえ)ですが、温暖化と共に実際には薄もの(夏素材)を着ている期間が長くなっていました。 […]