きもの文化検定受けてきました(平成19年)
「きもの文化検定」受けてきました。今年は3級。今回から岡山会場が加わったので、岡山大学の試験会場まで行ってきました。やはり着物好きの方が多いので、着物姿の方も多かったです。”大島紬が特に目立ったかな”。岡山会場は女性が殆どで、昨年受けた京都会場とは変わって男性は数%くらいだったと思います。
試験の感想は「難しかった」です。テキストは3度位読み返して要点や自分の知らなかった部分を押さえてはいましたが、細かな内容は端折っても大丈夫だろうとタカをくくっていたのが間違いでした。例えば「手結い」という行程を経て作られる織物は1西陣織、2琉球絣、3小千谷縮、4能登上布、おうちいずれか?という問題 。 2の琉球絣と答えましたが、後でテキストをみても琉球絣は「手括り」とあるし、小千谷縮みは「くびり」 とあるし、よくわかりません。また、蚕が孵化から産卵で一生を終えるまでのライフサイクルの期間を問う問題は、「2ヶ月」を選んだのですが、たぶん間違っていると思います。テキストには書いてあるけれども、うる覚えだったので、「やられた!」という感じですね。そういう細かなところを突いてくる問題が以外と多かったのには驚きました(テキスト以外の内容も少し含まれている)。「要点さえしっかり押さえていればいいんじゃないの!」と心の中で小さな怒りを覚えながら問題をこなしていました。
来年以降の対策としては、テキストを隈無く読んで、要点だけでなく、細かな部分もきっちり頭に入れておく必要があると感じています。今後2級1級と難しくなっていきますが、逆に考えれば、そこまできっちり頭に入れておけば、かなり強力な着物の知識が身に付くので、しんどいけど、楽しみです。
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