読谷山花織(よみたんさんはなおり)〜後世に伝えたい日本の伝統工芸織物④〜

読谷山花織(よみたんさんはなおり・ゆうたんざはなうい) 産地:沖縄県中頭郡読谷村  

 沖縄の読谷山は南方貿易の中継地として栄え、15世紀初め頃、琉球で最初に花織りが始まりました。元々は木綿や麻織物。花織は贅沢な織物だったため、王府御用達となり身につけるのは王族と貴族だけでした。
 花織には平織りの地に別糸を織り込んだ刺繍のような「手花織(縫取り花織り)」と、機で糸を浮かせて織る「綜絖花織・花綜絖(そうこう)」があります。そんな花織も明治中期には衰退し90年近く途絶えてしまいました。昭和39年、与那嶺貞(よなみねさだ)らが復元に取りかかり、機作りから工夫を重ね、苦労の末復元に成功しました。現在の花織は絹織物が中心です。 与那嶺貞さんは平成11年(1999年)90歳で人間国宝(国の重要無形文化財技術保持者)にされました。
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Photo※画像はイメージ
◎読谷山花織の基本模様「扇花(オージバナ)」「風車(カジマヤーバナ)」「銭花(ジンバナ)」 この三つの模様を組み合わせて様々なパターンを織り出します。
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いと善「大感謝祭」で手に取ってご覧ください
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