2023年11月4日 / 最終更新日時 : 2023年11月30日 いと善 染め織りツアー 結城紬の里紀行2023 ②地機 ①手つむぎ、絣くくり ③湯通し 古来の機織り「地機」で織るのが本場結城紬の大きな特徴。経糸(たていと)緯糸(よこいと)とも真綿つむぎ糸を使うので、織り手の体で経糸の張りを調整する地機が最適です。糸に撚りを掛けないので、糸 […]
2023年11月3日 / 最終更新日時 : 2023年11月30日 いと善 染め織りツアー 結城紬の里紀行2023 ①手つむぎ、絣くくり ②地機 ③湯通し 10月に結城紬の里を訪ねました。広島から6人、東京からお1人の参加です。私自身結城は3回目ですが、今回は初めて「外山織物」さんを見学。外山織物のお祖父様は経糸(たていと)の絣くくりを効率化する「経枠」 […]
2023年6月21日 / 最終更新日時 : 2023年6月21日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行 番外編「へぎ蕎麦」と織物の関係 「へぎ蕎麦」の発祥は新潟県の中越地方。一般に蕎麦粉のつなぎには小麦粉が使われますが、へぎ蕎麦には布海苔(ふのり)を使います。この地方は越後上布や小千谷縮みの産地で、糸の糊付けに布海苔を使用しますが、江戸時代これをヒントに […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年6月20日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑨「吉澤織物」十日町紬・明石縮み・十日町友禅 吉澤織物は染め(十日町友禅)と織り(紬、明石縮み)を工房で一貫生産している総合メーカー。 分業の京都に対して、一貫生産は十日町ならではです。 元々は織物専門でしたが、昭和38年に吉澤織物が「くろっぱ」(黒絵羽・黒羽織) […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年6月17日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑧「根啓織物」十日町紬 根啓織物さんは大正時代と変わらない方法で絣織りをされています。くくり絣はこの地域で一番長いだろうとのこと。十日町絣と明石縮み(あかしちぢみ)を織っておられます。 ◉絣付け 緯糸(よこいと)を張り、方眼紙に記した図を当て […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年10月21日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑦「蕪重織物」十日町紬 ◉蕪重織物は明治5年創業。十日町絣の技術をベースに多彩な紬絣を創作されています。社長さんより各工程の説明をしてい頂きました。 ◉図案の設計図を元に絣部分の印付け(木羽定規ではない) ◉ここでは絣の刷り込みの装置が特徴的で […]
2023年6月10日 / 最終更新日時 : 2023年6月14日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑥「織田工房」楮紙布・小千谷縮みのマンガン捺染 ●楮紙布(とうしふ)は経糸に和紙に撚りをかけた糸、よこ糸に楮の皮を剥いだ糸を織り込むと言う織田工房(おりたこうぼう)独自の織物です。代表の折田一仁氏よりお話を伺いました。 織田工房初代のお父様が楮(こうぞ)を糸にする方 […]
2023年6月9日 / 最終更新日時 : 2023年6月9日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行⑤「おだきん」 小千谷ちぢみ・小千谷紬を製造されている「おだきん(小田金)」さんを訪問。 ◉小千谷縮(おぢやちぢみ)は麻糸に強い撚りをかけて織り、湯もみして独特のシボを出します。最高に涼しい素材で、水洗いも可能なので夏の着物として最適の […]
2023年6月8日 / 最終更新日時 : 2023年6月8日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行④「高三織物〜くるまや工房〜」小千谷紬 長岡市小国町の「高三織物〜くるまや工房〜」に伺いました。こちらでは小千谷紬をはじめ、栗繭織、ぜんまい織、夏黄八、柿泥染め、本松煙、など表情豊かで希少な織物を織られています。 ●木羽定規(こばじょうぎ):小千谷紬は木羽定規 […]
2023年6月3日 / 最終更新日時 : 2023年6月8日 いと善 染め織りツアー 越後染め織り紀行③「紺仁」 「紺仁」1751年(宝暦元年)創業 新潟県小千谷市 紺仁(こんに)さんは着物業界では片貝木綿でお馴染みで、全国の着物愛好者から支持を得ています。「片貝木綿」は昭和二十年代、民衆工芸運動を提唱した柳宗悦に紺屋としての仕事ぶ […]